youtubeチャンネル【リアルこもりうた】 イラスト·アニメーション:ささきまゆ
2022年9月27日に行われた、
安倍晋三元総理の国葬で流れたBGM。
自衛隊演奏隊の方々によるクラシック、
どれもすてきな曲ばかりでしたが
タイトルのわからない曲もあったのではないでしょうか。
12曲を動画とともに紹介します。
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1●ドビュッシー/月の光
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まさに月の光を連想させるような、
静かで美しいピアノの曲です。
途中から盛り上がる部分の
追いかけてくるような和音のハーモニーも
とても優雅ですね。
2●ベートーヴェン/「悲愴」第2楽章
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ベートーヴェンの初期の代表作です。
叙情的なメロディーが特徴で、
心が落ち着くような曲です。
「悲愴」というタイトルは、
ベートーヴェンの難聴が始まった時期と
関わりがあるとも言われています。
3●ドヴォルザーク/「新世界より」第2楽章「家路」
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「遠き山に日は落ちて」のタイトルで
日本でもよく知られています。
夕方のチャイムで聞いていた方も
いるのではないでしょうか。
日暮れに家路につく風景が
思い浮かぶような曲です。
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4●シューマン/トロイメライ
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日本では「子供の情景」とも。
シューマンの代表的なピアノ曲です。
トロイメライはドイツ語で「夢」という意味。
ゆったりとしたテンポで
夢の世界へ誘ってくれるようです。
5●ショパン/別れの曲
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元々はピアノの練習曲として作られた曲。
もの悲しいメロディーのなかに
ドラマチックな盛り上がりもある、
ショパン自身も
「この美しい旋律を2度は作れない」と
認めている曲です。
6●ジュール・マスネ/タイスの瞑想曲
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オペラ歌劇「タイス」の間奏曲。
ヴァイオリンがメインで
演奏されることが多いですが、
フルートやピアノのバージョンも。
甘美なメロディーラインは
穏やかで瞑想的な気分にさせてくれます。
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7●ビゼー/アルルの女 メヌエット
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フルートとハープの演奏が
語り合うような、清らかな曲。
オペラ「カルメン」の作曲でも有名な
ビゼーの名曲です。
8●ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
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「パヴァーヌ」とはフランス語で
「パドヴァ(イタリアの都市)風舞曲」という意味。
ゆったりした曲で、舞踏会のはじめに演奏されました。
「亡き王女」とありますが
特定の人物をさすわけではなく、
ノスタルジックな曲のイメージを
表現したタイトルのようです。
9●マスカーニ/カヴァレリア・ルスティカーナ
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イタリアの小説がもとになったオペラの間奏曲。
式典などでよく使われており、
安らかですが重厚な音色が人気の曲。
「不倫の末決闘によって殺される」という
ストーリーのため、
国葬に使うのはどうなのか?という
議論も起きています。
ただし最初のメロディーが
劇中の賛美歌から来ていること、
元々はピアノ曲だったのを
オペラに転用したということを考えると
批判するほどではない、という意見も。
10●グルック/精霊の踊り
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オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」劇中歌。
主人公が亡くなった妻を連れ戻しに、黄泉の国へ行く
ギリシャ神話をモチーフにしたストーリー。
天国で精霊が踊る場面で演奏される、
優雅で哀愁も感じる曲です。
11●モーツァルト/ラクリモーサ
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「ラクリモーサ」とは、
ラテン語で「泣く・涙を流す」という意味。
モーツァルトの遺作としても知られています。
まさに死者の安息を願うために作られた曲で、
多重コーラスの幻想的な雰囲気が
魂に呼びかけてくるようです。
12●ベートーヴェン/田園
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「運命」に並ぶベートーヴェンの傑作。
田園での人々の喜びの感情を描いた曲ですが、
葬儀でもよく使われるそうです。
壮大なオーケストラで
楽しい気持ちや嵐の様子まで
5楽章に分けて表現されています。
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おわりに
「国葬BGM一覧」いかがでしたか?
どれも静かで厳かな気持ちになるような
曲ばかりでした。
安倍元総理、安らかにお眠り下さい。
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