高知の子守唄 怖い残酷な歌詞、赤ちゃんを大根みたいに…!?

2022年7月19日

こもりうた動画はこちら

youtubeチャンネル【リアルこもりうた】 イラスト·アニメーション:ささきまゆ

高知の子守唄」は、

高知県土佐清水市あたりに昔から伝わる

子守唄です。



こもりうた動画は、もとの歌に

歌手グループのダ・カーポさんが

フォークソング風にアレンジしたものを

歌いました。



子守唄は怖いと言われがちですが、

この歌は日本の子守唄の中でも

トップクラスの恐ろしさだと思います!



歌詞の考察をしてみました。

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「高知の子守唄」の歌詞は?

↓こちらがアレンジ後の歌詞。

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元の歌詞はいくつかバージョンがありますが

こんな感じです。

ねんねするゆうて ねる子はかわい

おきて泣く子は つらにくい

つらのにくいやつ まな板にのせて

大根きざむよに きざんでおいて

うらの流れに 流したい

高知の子守唄 作詞者不詳


大根のように刻む」も相当怖いですが、

さらに風で飛ばしたり川に流したり

赤ちゃんに対して恨みのような感情を感じます。



これは昔の日本の

悲しい背景によるものなのです。

(「高知の子守唄」作詞・ダ・カーポより引用)

「高知の子守唄」歌詞の考察

干し大根と干し柿

この歌を歌っていたのは

赤ちゃんのお母さんではなく、

子守の奉公をする女の子だと思われます。



明治時代まで、貧しい児童は

子守奉公として働くことがよくありました。



主人の赤ちゃんの面倒をみるだけではなく、

家事の手伝いなどもしていました。



仕事はたくさんあるのに、

背中に背負った赤ちゃんが泣いては

いつまでも終わらない。



泣くのを見られたら叱られてしまう。



こういう生活から、

赤ちゃんをうとましく思うことも

あったでしょう。



強い言葉を使ってしまうのは、

子守のストレスを解消するため

自分を慰めるための気持ちからなのでしょう。



日本の子守唄は子守むすめの存在を

感じるものがとても多いです。

五木の子守唄

江戸子守唄

赤とんぼ



アレンジ後の歌詞は、

最後飛ばされるのは自分に変わり

そのまま生まれた親のもとに帰りたい

と歌っているのがせつないですね。

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怖い子守唄は子どもに聞かせない方がいい?

girl covering her face with both hands

この歌を知って、5歳・6歳の子どもに

はやく寝ないと大根みたいに刻むよ〜!」と

手で体をトントンしてみたら

普通に嫌がってました(ゴメン)。



2〜3歳の子どもなら喜んでくれるんじゃ

ないでしょうか…多分。。



赤ちゃんは歌詞もわからないですが

さすがに現代でこの歌詞を歌うのは

引け目を感じますね💦



でも子守唄はママのストレスを解消するという

効果もあるので、

自分好きな歌を歌うことが大事です!


歌詞の意味がわかるように
なるまでは
怖い歌を歌うのもアリかも…!?


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